OmegaT はロバストなアプリケーションです。しかし、他のアプリケーションを使用するときと同様、万が一データが消えてしまった場合の対策を考えておくべきでしょう。OmegaT は、翻訳中の翻訳メモリの内容をプロジェクトフォルダの下の omegat
フォルダに project_save.tmx
として、常時、保存します。
OmegaT は、また、プロジェクトを開くか再読み込みするたびに、同じ omegat フォルダに project_save.tmx.YEARMMDDHHNN.bak
としてバックアップファイルを保存します。前回、保存した日付時刻を、YEAR
は 4 桁の年、MM
は月、DD
は日、HH
と NN
は、時間と分で表します。
もし翻訳中のデータを失ってしまったと気づいた場合、以下の手順に従ってください。これにより、直前に保存された状態(多くの場合、最後の修正から 10 分以内)に、プロジェクトを修復できます:
project_save.tmx
ファイルの名前を一時的に変更する(たとえば project_save.tmx.temporary
)project_save.tmx
と変更する大切なデータを失わないためには:
project_save.tmx
ファイルを、CD や DVD のような外部メディアに、定期的にコピーをとっておきましょう。/source
にあるファイルを変更した場合は、特に注意してください。翻訳を開始した後に原文ファイルを変更すると、OmegaT は既に翻訳した分節を見つけられなくなるかもしれません。法律上の表示 | ホーム | 索引 |