Tokyo Cabinetはデータベースを扱うルーチン群のライブラリです。データベースといっても単純なもので、キーと値のペアからなるレコード群を格納したデータファイルです。キーと値は任意の長さを持つ一連のバイト列であり、文字列でもバイナリでも扱うことができます。テーブルやデータ型の概念はありません。レコードはハッシュ表かB+木か固定長配列で編成されます。
Tokyo CabinetはGDBMやQDBMの後継として次の点を目標として開発されました。これらの目標は達成されており、Tokyo Cabinetは従来のDBMを置き換える製品だと言えます。
Tokyo CabinetはC言語で記述され、CとPerlとRubyとJavaとLuaのAPIとして提供されます。Tokyo CabinetはC99およびPOSIX準拠のAPIを備えるプラットフォームで利用できます。Tokyo CabinetはGNU Lesser General Public Licenseに基づくフリーソフトウェアです。
以下の文書を読んでください。ソースパッケージにも同じものが含まれています。
以下のソースパッケージをダウンロードしてください。バイナリパッケージについては、各ディストリビュータのサイトをご覧ください。
Tokyo Cabinetは平林幹雄が作成しました。作者と連絡をとるには、`mikio@users.sourceforge.net' 宛に電子メールを送ってください。
SourceForge.netにおけるプロジェクトページは `http://sourceforge.net/projects/tokyocabinet/' にあります。Freshmeatにおける更新情報は `http://freshmeat.net/projects/tokyocabinet/' から参照できます。